海外に住む駐妻の悩みの一つとして、「日本人との関わり方」が挙げられると思います。
よく耳にするのは、「日本人コミュニティが窮屈で息が詰まる、面倒くさい、、」といった話。
ただ、私はシンガポールに駐妻として3年住んでいましたが、そのような経験をしたことがなく、
そういう話は都市伝説ではないかと半分思っているくらいです。
そういう話は都市伝説ではないかと半分思っているくらいです。
けれど、もし本当にあって大変だと感じている方がいらっしゃるのであれば、逆の立場として何か参考になるポイント、ヒントを持っているのかもしれないと思い、自身の経験を元に、思うところをまとめてみました。
参考になるかならないか分かりませんが。。
目次
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そもそも日本人に近づきすぎないスタンス
まず、私の場合は、そもそものスタンスとして、「せっかく海外に居るのだから、出来るだけシンガポーリアンや外国人と多く関わるようにして、日本人とは関わりすぎないようにしよう。」と思い、生活していました。
子どもが日本人学校だったりすると難しい部分もあるかもしれませんが、私は子どもが居なかったこともあり、日本人会には入っていなかったし、家も、日本人が少ない場所に住んでいました。
これはかなり大きかったと思います。コンドにも3年間知り合いは居なかったので、コンド内でも近所でも、のびのびできました。
これはかなり大きかったと思います。コンドにも3年間知り合いは居なかったので、コンド内でも近所でも、のびのびできました。
また、シンガポーリアンや、日本人以外の外国人との関わりについては、
このブログでも色々紹介している通り、かなり積極的に活動していた方だと思います。
このブログでも色々紹介している通り、かなり積極的に活動していた方だと思います。
詳しくはこちらにまとめているので、よかったら見てみてください。
日本人との繋がりもやっぱり必要
海外に居るのに日本人ばかりで群れるのもどうなのか、という話はありますが、
かと言って、日本人と一切関わらないというのもなかなか辛いものです。
日本人に限らず、海外に住んでいても自国の友達が欲しくなるのは普通のことだと思います。
やっぱり最初は、日本人との繋がりは必要
私はシンガポールに引っ越して、速攻で語学学校に入りました。語学学校では色々な国の人と関わることができたのですが、その中でもやはり、日本人とは特に仲良くなり、それはとても心強かったと思います。
海外生活スタート当初は、友達も知り合いも誰もいない心細い状態だったので、とにかく誰かと関わりたかったし、現地の情報もあまり知らなかったので、
特に日本人と関われるのは、同じ日本人の感覚で、現地の情報交換ができるし、ちょっとした悩みなども話せ、そのおかげで、楽しく精神的にも安定したスタートが切れたと思います。
元々語学が堪能で日本人以外とでもストレスなくコミュニケーションが取れるレベルの人以外は、皆、少なくとも最初は日本人との繋がりが必要になるのではないかと思います。
外国人としか関わらないのは、やっぱきつい。
先述した通り、私はローカルや外国人との交流機会を積極的に多く持つようにしていました。
そのため、現地での生活が半年〜1年ほど経ち、語学学校の友人達とも定期的に会う機会がなくなり、外国人としかあまり関らない状態がしばらく続いた頃、
「あー!日本語で思いっきり話したい!」 という思いが強くなりました。
当時まだ英語の勉強を始めて1年程度だったので、外国人となんとかコミュニケーションを取れていても、言いたいことがうまく言えず、もどかしい思いをずっとしていたので、話したいのに話せない想いが喉の辺りに沢山溜まっている感覚でした。
やはり母国語で思いきり話せる相手は必要ですね。
ということで、私は日本人コミュニティである楽器のクラブに入りました。
メンバーは全員、日本人駐妻。
メンバーは全員、日本人駐妻。
日本人の友達、日本人コミュニティの選び方
よく海外駐妻と言うと、マウンティングとかネチネチした面倒臭そうな話を耳にしますが、
私が入ったクラブは、全員日本人の駐妻でしたが、みな優しくて、そういう噂みたいな嫌な人は一人もいませんでした。
私が入ったクラブは、全員日本人の駐妻でしたが、みな優しくて、そういう噂みたいな嫌な人は一人もいませんでした。
おかげで、クラブでは毎週楽しく過ごし、思いきり話したい欲も満たされ、帰国までずっと在籍し、帰国後の現在もその友人達との交流は続いています。
この経験から思うことは、必ずしも日本人コミュニティ全てが、面倒くさい村社会的な空気を持っているわけではない、ということです。当然と言えば当然ですが。
つまり、日本人と関わるにしても、どこのコミュニティで知り合うか、が重要な要素の一つなのだと思います。
これは仮説でしかありませんが、「飛び込む必要があるコミュニティ」が良い可能性があります。
先述のクラブは、日本人会などにも属さない独立したグループなので、そこに自分で連絡して一人で飛び込む勇気、積極性があり、自立できている人が多い、というのが一因ではないかという説があります。
更に言うと、日本人コミュニティですらないグローバルな場、Meetupやコミュニティセンターなど、日本人があまり居ない場所で知り合う日本人は、もっとそういう窮屈な日本人コミュニティとは縁遠そうな人達ばかりでした。
また、そういった勇気を持って飛び込む場所であれば、当然ながら夫の社名といった所属、バックグラウンドなど関係なく、個として交流することができます。
なので、疲れてしまうような窮屈なコミュニティにどうしても関わり続けなければならない場合は、こういった別の疲れないコミュニティの場を増やし、疲れるコミュニティの比重を下げたら、少しは楽になるのかな?と思ったりします。
日本人以外との交流も増やしてみよう!
ということで、日本人・日本人コミュニティとの関わりについて書いてきましたが、
私としては、やはり「ローカルや外国人との交流機会を増やす」ということは改めてオススメしたいです。
私としては、やはり「ローカルや外国人との交流機会を増やす」ということは改めてオススメしたいです。
現地ならではの交流や友達ができて楽しいというだけでなく、色々な文化・価値観に沢山触れることで、当然視野が広がります。日本ではなかなか出来ない経験です。
またそれによって、日本人コミュニティを支配する空気など、どうでも良くなるかもしれません。
またそれによって、日本人コミュニティを支配する空気など、どうでも良くなるかもしれません。
特に子育てなどで忙しかったりすると、こういった機会を持つのは難しい部分もあるかもしれませんが、精神的・時間的余裕があるのであれば、せっかくのなかなか恵まれないチャンスなので、日本人以外と関わる機会を積極的に持ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私は精神的にあまり浮き沈みとかが無い方なので、当たって砕けろ的な感じで積極的に行動していたし、このブログにもそんな超積極的な感じで記事を書いてしまっていますが、
挑戦具合は人それぞれだと思うので、自分にあったペースでやっていけば良いと思っています。
補足:けっこう国際交流頑張っても、結局日本人の友達ばかりになってしまうので、それぐらいで充分かも。
最後に補足ですが、それだけローカルや外国人との交流に積極的に取り組んでいた私ですが、
それでも、結局、日本人の友達の方が多くできてしまったような気がしています。。まぁいいんですけど。
それでも、結局、日本人の友達の方が多くできてしまったような気がしています。。まぁいいんですけど。
やっぱり日本語で話せる、雰囲気で分かりあえる、というだけで、100倍距離が縮まるのが早いのです!
もちろんこれはその人の英語力や性格によると思いますが、ネイティブレベル級の英語力でない限り、結局そうなってしまうもののように思います。
個人的には、シンガポーリアン10人、日本人10人と現地で関わって、
実際仲良くなるのは、シンガポーリアン1人、日本人8人、みたいな感覚です。( ̄∀ ̄: )
実際仲良くなるのは、シンガポーリアン1人、日本人8人、みたいな感覚です。( ̄∀ ̄: )
なので、やはり「日本人よりも、ローカル・外国人と積極的に交流しよう」とするスタンスぐらいが、結果丁度良いのかもしれません。