パートナーの駐在に帯同し海外にやってきたら、英語を話せるようになりたい!英語の勉強をしようかな?と考える方は多いと思います。
その手段は国によって多少異なるとは思いますが、筆者のシンガポールでの経験を元に紹介したいと思います。
(ちなみに私は、英語経験ゼロだった30歳でシンガポール駐妻生活をスタートし、
3年後にはTOEIC840、帰国後は英語を活かした仕事に就き、2年後にはTOEIC925点まで上がり、それなりに「話せるようになった」と言えるので、効果の保証はある程度あるかなと思います。)
その辺り詳しくはこちら↓
駐在妻の英語勉強法1: 現地の語学学校
まず最初に思いつくのはやはり語学学校ですよね。
国や地域、学校によって、雰囲気や料金、どういう人が通っているかなど異なるとは思いますが、比較的以下のように言えると思います。
・現地で日本人や外国人の友達が作れる
デメリット
・料金が高め
・ほぼグループレッスンのため、話す機会が少ない
個人的な意見ですが、語学学校に行く価値は「英語学習+人脈作り」だと思います。
というのも、現地の語学学校はほとんどがグループレッスンです。しかし、英語力上達により有益なのは、やはりマンツーマンレッスン。
グループレッスンだと、自分はもう分かっている文法を教わったりしなければなりません。
その代わりに語学学校では、他の外国人や日本人の生徒達と交流できるというメリットもやはり大きいものです。
特に引越して間もない頃は、友達も知り合いも誰も居ない海外で、とにかく誰かと関わりたい!と思うのは自然なこと。
日本人・外国人、多くの生徒と交流できる語学学校。日本人としか関わらないというのは少し勿体ないとは思いますが、特に海外生活初期に日本人の友達が居るというのはやはり心強いし、今後長い付き合いになる友人も出てくると思います。
こちらはシンガポールで私が通ったBritish Councilについての感想記事です↓
また、現地で英語を教わる場として、米国などの場合はESL(Engilish as a Second Language)というものもあるそうです。
駐在妻の英語勉強法2: オンライン英会話
海外に居ながらまた別の国の先生から教わるというのも少し不思議かもしれませんが、海外から受けている人もよく居るそうです。
・安い!
・マンツーマンなので、アウトプット(話す)練習になる
デメリット
・現地での人脈には直結しない
英語力上達の観点では、やはりオンライン英会話はめちゃくちゃオススメです!
というのも、おそらく多くの日本人は「中学までの英語は大体分かっているけれど、話せない。」という状態だと思います。
文法などは頭では分かっているので、とにかく話す・聞く機会が必要!という場合、マンツーマンでとにかく話す練習をするというのが、1番結果に繋がりやすいはず。
ちなみにオンライン英会話の場合、フィリピン人講師がほとんどなので、最初この点を気にする方はいらっしゃいますが、正直、おそらく99%の日本人より99%のフィリピン人の方が圧倒的に英語が話せるので、ある程度のレベルになるまでは、気にすることではないと思います。
また、フィリピン人は明るく陽気でフレンドリーな人が比較的多いので、英語慣れしていない状態でも話しやすく、むしろ最初はフィリピン人が良いくらいだと思います。
ある程度のレベルまで上達してから、ネイティブ講師のレッスンも受ければよいでしょう。
以下、主要なオンライン英会話スクールですが、私も2年ほどやっていた「DMM英会話」は、料金の安さ、教材の豊富さ、ネイティブプランもある、という点で優れており、大体ここで問題ないとは思います。どこにしようか迷う場合は、とりあえずいくつかのスクールで無料体験レッスンをしてから選ぶのも良いと思います。
■ DMM英会話
講師は多国籍で、ネイティブ講師からレッスンを受けられるネイティブプランもあり。
教材が豊富。
■ レアジョブ英会話
業界最大手のオンライン英会話スクール。講師はフィリピン人のみ。
■ ネイティブキャンプ
講師は多国籍。予約なしで回数無制限の受講が可能。
追加コインで予約レッスンやネイティブ講師によるレッスンもできる。
■ QQ English
講師はフィリピン人のみ、全員カランメソッドのトレーニング済み。
セブ島の語学学校が運営しているため、現地短期留学とのリンクも可能。
DMM英会話を実際にやった詳しい感想などはこちら↓
ちなみに、同じマンツーマンレッスンとして、
シンガポールでは聞いたことがありませんが、国によっては家庭教師を頼むこともあるようです。
個人的には、料金の安さ、講師を選べる、安全性、といった点で、オンラインで良いのではないかと思います。
駐在妻の英語勉強法3: Language Exchange
Language Exchangeとは、例えば、英語を学びたい日本人と、日本語を学びたい英語話者で、互いに教え合うというもの。
英会話のちゃんとした「先生」から教わるものではないので、友達とおしゃべりする中で少し学べるというイメージで、1対1や、グループでやることもあります。
以下おすすめサイトです。
My Language Exchange
Language Exchangeのパートナーを探せるサイトです。
→ My Language Exchange
現地に日本語を勉強している人が居れば、うまく需要と供給が合うはずですが、英語と日本語のレベル・使用度は、お互いの言語のレベル感にもよります。
⚠ただ、出会い系的な目的で使っていると思われる人も多いので、選ぶのは同性にしておいた方が安全です。
詳しい体験談はこちら↓
Meetup
Meetupは、世界中で使われているサイト・アプリで、Language Exchangeだけでなく、国際交流・趣味・スポーツ・ビジネスなど、様々なコミュニティを探し参加できます。
世界中の主要都市で何かしら、特にLanguage Exchangeの集まりはよく開催されています。
→ Meetup HP
人数はコミュニティにもよりますが、基本グループでの交流になります。
日本語勉強のコミュニティであればハードルはそれほど高くありませんが、日本語に特化していないコミュニティの場合は、Language Exchangeであっても英語または現地語メインになるので、ある程度話せるようになった人向けです。
ローカルのみならず色々な国の人と交流することができるので、英語の練習だけでなく、交友関係や視野を広げる良い機会になると思います。
詳しい体験談はこちら↓
駐在妻の英語勉強法4: その他の交流機会を持つ
日本人以外の人との交流機会を持つことで、少しづつ、でも着実に、英語力と国際感覚が身についてくるはず。
せっかく海外に居るのですから、色々試してみましょう!なかなか面白い経験になると思います。
・Meetup
・コミュニティセンターの講座
・ボランティア活動
・その他習い事、サークルなど
この辺りの情報、体験談を別途まとめているので、是非ご覧ください。↓
駐在妻の英語勉強法5: テレビ、ドラマ、Youtube、英語学習アプリなど
あとは一人でできる英語学習になりますが、日本と1番異なるのはテレビ環境かなと思います。
国にもよりますが、普通にテレビをつければ英語の番組をやっているなら、それはやはり有り難い環境。
リスニング練習のために英語チャンネル、また、現地のニュース、文化、空気感を感じるためにも、ローカルチャンネルをつける習慣があってもよいかと思います。
おすすめアプリなどはこちらの記事にも書いているので、参考にどうぞ↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家事や育児もあると大変ですが、せっかく手にしたこのチャンス。無理のない範囲で少しづつチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら数年後、想像もしていなかった自分に生まれ変わっているかもしれません☆