パートナーの駐在に同行し海外にやってきたけど、
「暇すぎる!働きたい!でも色々制約あって働けない!」という方も多いはず。私もそうでした。
でも何もせずにダラダラと日々を過ごしてしまうのも勿体ない。。
そんな方々に、自身の元駐妻としての経験を踏まえながら、
やっておいてよかった! やっておけばよかった! と思う自己投資・スキルアップについてまとめてみました。
せっかくの海外生活を無駄にしない、自分に合った過ごし方の参考にしてみてください。
① キャリアに直結する自己投資
人生100年時代、リタイアするまでの年数も長くなっていますし、共働きが一般的な今の日本に帰国すれば、働きたくなる or 働くことになる人も多いはず。また、離婚して働かざるをえなくなる可能性もあります。
であれば、今後のキャリアのために今しか出来ないことをやってみる価値は大きいものです。
(筆者の経験)
私自身、シンガポール在住時は英語の勉強にはかなり力を入れていたため、帰国・再就職時は、その点をしっかり評価してもらえ、キャリアアップに繋げることが出来ました。
ただ、面接で「英語以外の勉強はしてた?」と聞かれた時に、答えられるものがなく、、また、復職後も、もう少し簿記とか自分の専門分野に役立つ勉強をしておけばよかった、、と後悔した部分もありました。
私の場合は7年半働いた後の3年ブランクでしたが、復職後は、予想以上に忘れていることが多く、7年半積んだキャリアも3年分くらいに減ってしまったような感覚でした。数ヶ月〜1年くらいで忘れた知識も取り戻すことはできたのですが、正直、もう二度とこんなに長期間仕事から離れないようにしたいと思ったものでした。
ということで、今後のキャリアに繋げられる自己投資について、紹介したいと思います。
語学の習得
英語圏はもちろん、その他の国においても、日常生活や国際交流をするためにも言語の習得が必要になりますが、現地での生活を楽しむだけでなく、今後のキャリアに活かすことができるはず。
数年の駐在期間があれば、1つの言語を仕事で活かせるレベルに上げることは可能です。
特に英語や中国語などのスキルを身に付けてしまえば、元々のキャリア+語学力+海外経験で、多くの会社が欲しがる優秀人材になることができます!
英語の勉強方法については別途まとめているので、是非ご覧ください。↓
また、TOEICなど公式テストの点数を上げれば、分かりやすく転職活動時に有利になりますし、成長具合が把握しやすいので、駐妻の今、取り組んでおくことをオススメします。
自身のキャリアの勉強
日本でやっていた仕事やその関連職種に帰国後も就く可能性があるのであれば、離職中の今でもできる勉強はあるはず。
在職中は忙しくてできなかった専門分野や関連職種の勉強をしてみたり、今も刻々と変わる業界知識のアップデートをすることで、今後のキャリアアップに繋げられるはずです。
今のうちに何かしらスキルアップをしていれば、復職時にその点を評価してもらえますが、何もしないで復職すると、数年のブランクどころか、これまでに積んできたキャリアを、ただ忘れ後退した状態でしかなくなってしまいます。
資格、未経験分野の勉強
また、これまでとは違う新たなキャリアをスタートしたい!という方も、時間がある今だからこそ、未経験分野の勉強も落ち着いてできるはず。
今はオンラインで勉強をする方法もあるので、自分に何ができるか、まずは調べて始めてみるのも良いかもしれません。
■ Udemy
世界最大級のオンライン学習プラットフォーム。社会人向けにプログラミング・デザイン・マーケティング・エクセル・プレゼン
■ オンラインスクール
簿記、社労士、ビジネス実務法務、世界遺産検定、パーソナルカラーなど幅広い資格について、オンラインで低価格で学べます。
■ テックアカデミー
IT、webデザイン系に興味のある方にはオススメのオンラインスクール。エンジニア転職保証コースほか複数のコースは経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に認定されています。
② キャリアに直結はしないかもしれないけど、海外の環境を活かした経験
自己投資とは、必ずしもキャリアに結びつくものばかりではありません。
お金には繋がらなくても、せっかくの海外生活という環境を活かして、ローカルや外国人と交流したり、現地でしかできない経験を積むことで、視野が広がったり、人としての器が大きくなったりと、より豊かな人生、人間にしてくれることでしょう。
国際交流、人脈形成
海外では、外国人・日本人問わず、日本ではなかなか知り合うことのできない人達と交流することができます。
ローカルの人や、他の国から来ている外国人と交流することで、友達が増えるだけでなく、言語力も必然的に上げざるをえなくなりますし、文化・価値観の違いを味わい、様々な価値観に触れることができます🌍
また日本人と交流する場合も、海外生活が長い人は、日本にだけ住んでいる人とはまた異なる価値観を持っていることも多く、自ずと視野が広がるかもしれません。
具体的な方法については、別途こちらにまとめているので、是非見てみてください↓
ボランティア
仕事はできなくても、ボランティアなら会社に止められることもないでしょう。地元のボランティア情報を調べて勇気を出して行ってみれば、役に立てるだけでなく、自身の社会経験、新しい人達との交流が待っています。
また、専業主婦をしていると、社会から必要とされていないような感覚に陥ることもあると思います。そんなことはないと頭では分かっていても、なかなか居なくならないこの感覚。。そんな時、人と関わり何かしら誰かの役に立てたら、winwinですね🎵
③ もしくは少し働く
パートナーの会社が許可している範囲で、できる仕事をしてみるという選択肢もあります。
リモートでの仕事を受注したり、ブログやネットビジネスといったことが挙げられると思います。
■ CrowdWorks(クラウドワークス)
データ入力、ライティングなどの在宅ワークができるクラウドソーシングのサイト
■
ココナラ
デザイン、動画制作などの得意分野を生かした案件を依頼・受注するスキルマーケット。
■ReWorks(リワークス)
フルリモート求人特化型の転職支援サイト。
⚠ ただ注意点として、何もスキルが身に付かない、時間の切り売りになるようなものは避けた方が良いかなと思います。
おそらく駐在で来られている方は、比較的経済的には余裕があり、少しでも多く稼がなければ生活できないという状況はあまりないと思います。
駐在期間やその後の進路にもよりますが、少しのお金を稼ぐために今後に繋がらない時間を費やすよりも、お金にはならなくても今しかできない有意義なことをして過ごした方が、後々後悔することも少ないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外駐在というなかなかないチャンス、後々後悔したくはありませんよね。海外で自由に時間を使えるという恵まれた環境を活かし、長い人生を考えた時間の過ごし方を探ってみてはいかがでしょうか。