海外からオンライン英会話を受けることについて、自身の経験を踏まえてメリット・デメリットなどの情報をまとめてみました。
海外からでもオンライン英会話は受けられる
海外在住者の中でも、「英語が苦手だから勉強したい。」、「ある程度話せるけれど、もっと上達したい。しなければならない。」、という人は多いと思います。
数ある英語勉強法の中でも人気の「オンライン英会話」ですが、ネットワークさえ繋がれば、日本だけでなく海外に住んでいても、多くのオンライン英会話スクールで受けることができます。私もシンガポール在住時にDMM英会話を2年間利用していました。
「海外に居るのにオンライン英会話でまた別の海外の人から英語を習うってどうなの?」と、私も最初は少し変かと思ったりもしましたが、
受けていてほぼ問題はありませんし、他にも海外から受けている生徒が居ると言う先生も何人か居たので、それほど珍しいことでもないようです。
海外からオンライン英会話を受けるメリット
海外からオンライン英会話を受けるメリットとして、以下の点が挙げられます。
現地の語学学校と比較して、料金が安い
海外で英語の勉強をしようと思った時、現地の語学学校に通う人も多くいますが、国や地域によるものの、オンライン英会話の方が圧倒的に安くすむことがほとんどです。
英語圏に居る方でネイティブから習いたいという場合も、オンライン英会話のネイティブ講師から受けられるプランがあり、現地の語学学校と比較すれば破格の安さです!
現地語学学校とオンライン英会話を、駐妻目線で比較した記事もあるので、よろしければどうぞ↓
グループレッスンが主流の語学学校ではできない、スピーキング練習ができる
現地の語学学校と比較し、オンライン英会話が良い点として、スピーキング練習が沢山できるという点があります。
語学学校は大抵がグループレッスンのため、自分はもう分かっている内容にも時間を割かれてしまいますし、一人一人が話せる時間も限られています。
一方、オンライン英会話はマンツーマンレッスンのため、自分に必要な教材を選び、自分だけに必要な学習内容にフォーカスできますし、話す時間が圧倒的に多くなります。
日常生活でも英語が必要なため、モチベーションが下がりにくい
オンライン英会話は、安くて自分で毎回予約をするタイプが多いため、それ故にモチベーションが下がってくると1ヶ月ほとんど受けずじまい、、という人が多く居ます。
しかし、国にもよりますが、海外では日本よりも英語力の必要に迫られるため、モチベーションが下がりにくく、授業料も無駄にしにくいのです。
日常生活で英語を使うので、上達が早い
日常生活や仕事で英語を使う機会が多い海外だからこそ、その生活の中で、上手く英語で話せなかったこと、疑問に感じることなどが出てきますし、それをすぐにオンライン英会話で教わることができます。そしてレッスンで学んだことを、またすぐに日常生活や仕事の中で応用することができます。
このような、「オンライン英会話」⇔「実戦」のサイクルを繰り返すことで、その相乗効果により早く英語の上達が望めます。
先生に覚えてもらいやすい、話が弾みやすい
多くの海外在住者がオンライン英会話を利用しているとはいえ、日本在住の利用者と比べればその割合は圧倒的に少ないため、先生にも覚えてもらいやすく、覚えてもらうことで、自分に合った授業を続けてもらいやすくなります。
また、海外在住者だからこそ、先生との会話が弾む部分も多くあります。
例えば現地での生活の中でカルチャーショックを感じた時など、それを例えばフィリピンの先生と話せば、「フィリピンの場合はまた違ってこんな感じだよ。」といった具合にまた別の国の文化も知ることができ、更に広い視野で物事を見ることができるようになります。
海外からオンライン英会話を受けるデメリット
海外在住者がオンライン英会話を受けるデメリットとしては、以下の点が考えられます。
現地での人脈には直接つながらない
現地の語学学校に通ったり、現地のネイティブスピーカーから英語を教えてもらったりすれば、現地での知り合い、友達を増やすこともできますが、オンライン英会話は現地での人脈には直接つながりません。
そのため、英語学習と人脈作りを併せて期待している人にはあまり向かず、とにかく英語の上達にフォーカスしたい人に向いていると言えます。
現地訛りの英語の練習にはならない
英語圏では関係のない話ですが、国によっては、現地の人々が話す英語に癖があり、現地での実際の生活・仕事の中でのコミュニケーションを円滑にするため、その現地訛りの英語に慣れたいと思う人も多いと思いますが、オンライン英会話でそういった訛り英語に触れることはできません。
私自身もシンガポールでオンライン英会話を受けていた中で、ローカルの人々が話すシングリッシュに慣れたいと思っても、シンガポーリアンの講師はほぼ居らず、それはできませんでした。
オンライン英会話で学べるのは、あくまでフィリピン人やネイティブが話すきれいな英語です。
時差の大きい国では、講師の数が少なくなる
スクールにもよりますが、オンライン英会話の講師はフィリピンに住むフィリピン人講師がほとんどのため、欧米など時差が大きい国でフィリピンの深夜帯に受講しようとすると、受けられる講師の数が少なくなります。
とは言え、講師が全く居なくてレッスンが受けられないということではなく、あくまで講師の選択肢が減るという話です。
時間表示は日本時間のままが多いので要注意
デメリットというほどのことではありませんが、海外から利用していても、サイトの時間表示は日本時間のままとなるスクールが多いため、その場合は毎回頭の中で読み替える必要があるので要注意です。
ただ、後で紹介するQQ Englishなど一部のスクールでは、自分が居る地域のタイムゾーンに合わせた時間表示に変更することも可能です。
海外から受けられるオンライン英会話スクール
私が利用していたDMM英会話含め、多くのオンライン英会話スクールが海外から利用できるので、そのうち主要なスクールを紹介します。
いずれも無料体験レッスンを受けることができるので、一度試しに受けてから考えてみるのもオススメです。
■ DMM英会話
講師は多国籍で、ネイティブ講師からレッスンを受けられるネイティブプランもあり。
教材が豊富。
■ レアジョブ英会話
業界最大手のオンライン英会話スクール。講師はフィリピン人のみ。
■ ネイティブキャンプ
講師は多国籍。予約なしで回数無制限の受講が可能。
追加コインで予約レッスンやネイティブ講師によるレッスンもできます。
■ QQ English
セブ島の語学学校が運営するオンラインスクール。
講師はフィリピン人のみ、全員カランメソッドのトレーニング済み。
タイムゾーンを設定し、予約時間などの表示も自分の居る国に合わせることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。海外在住でも興味のある方は、現地での生活を更に充実させるべく、是非オンライン英会話を試してみてはいかがでしょうか?