シンガポールが日本人にとって住みやすい理由13選!

私は以前3年間だけシンガポールに駐妻として住んでいましたが、シンガポールは日本人にとってとても住みやすい国であり、むしろ「世界で最も日本人が住みやすい外国」ではないかとすら思っています。

今回はその理由をまとめてみたので、今後シンガポールに移住、転職などしようかと考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

治安が良い

日本は世界有数に治安の良い国ですが、同様にシンガポールも治安の良い国です。

国内のどの地域と比較するかにもよりますが、体感としては、日本と同じかそれ以上にシンガポールの治安は良いかもしれません。

街中そこかしこに防犯カメラが設置してあるのも、この治安の良さの一端を担っているようです。

 

この辺りは有名なのでサラッと進みます!

 

きれい

「街のきれいさ」も治安の良さと同様に有名な話ですね。

衛生面が相当良い日本で生まれ育った私たちにとって、不衛生な国に住むのは抵抗があるという人も多いと思うので、嬉しいポイントです✨

 

また、シンガポールと言えば「ポイ捨てすると捕まる」という法律が有名ですが、私は実際それで捕まっている人を見たことがないし、地域にもよりますが道端にゴミは落ちています。日本より沢山落ちています。

なので、あくまで抑止力的な法律なのかなと個人的には思っています。

 

災害が少ない

シンガポールでは、地震も、台風も、山火事も、火山の噴火もありません。

災害大国の日本では、どこの地域に住むにしても災害に遭わない場所を探すのは難しいものがありますが、シンガポールではその点の心配はありません。

シンガポールにはマリーナベイサンズはじめユニークな形の建物が多くありますが、それを見るたび、日本だったらこんな耐震構造が不安な建物作れないよなぁと思ってしまいます。

 

シンガポールの気象関係で気になることと言えば、雨季に大雨が降るスコールと、お隣インドネシアの野焼きや森林火災の影響でたまにやってくるヘイズ(煙害)という大気汚染くらいでしょうか。

ですがスコールは 1, 2 時間でやみます。ヘイズはひどいと屋外で活動しづらく健康被害も気になるところではありますが、対策はできますし、地震や洪水のように突然命や家を失うほどのものではありません。

 

医療が発達している

現地で生活するとなると、病院にかかることもあるでしょう。
そこで気になるのが医療レベル。

こちらの記事でも紹介されていますが、シンガポールは世界でもトップクラスに質の高い先進医療を受けることができるので、この点も安心です。近隣諸国から医療目的で訪れる人々も居るそうです。

世界の富裕層を呼ぶ、シンガポールの高い医療レベル

 

英語以外の言語を学ぶ必要がない。
その英語も、流暢でなくても生活できるしバカにされない

これもとても大きなメリットの一つです。

日本人は英語に苦手意識の強い人が多いですが、それでも中学・高校でみな基礎は学んできているので、一番馴染みがあり習得しやすい外国語は英語、という人がほとんどだと思います。

その英語だけで生活でき、他の基礎知識の全くない言語をゼロから勉強する必要がないのはとてもラクです😆

 

また、多民族国家であり在住外国人も多いシンガポールでは、英語が流暢でなくカタコトでも、生活できるしバカにされたりしません!

(私が気づいていないだけで内心バカにされている可能性はゼロではありませんが、、英語ネイティブ欧米国ほどは間違いなくないと思います。)

 

外国人が住みやすい環境(外国人在住者が多い)

驚くことに、シンガポール在住者の40%近くは外国人です。

それだけ外国人が多い国ですから、外国人にとって住みやすい環境も整えられています。

 

反対の例として、日本の場合は外国人在住者がまだまだ少ないため、外国人だと家を借りるのが難しかったり、街でも外国語での案内が行き届いていなかったりと、外国人にとって不便だったり住みにくかったりする部分が多いように思います。

しかし外資を歓迎しこれだけ外国人の多いシンガポールでは、こういった苦労は少なく、外国人でも受けられるサービスが多いのは有り難いポイントです。

 

黄色人種が多数なので、現地人に紛れられる

シンガポール国民の約75%は中華系民族のため、街でも黄色人種が多く、日本人が歩いていてもぱっと見では外国人だと分からず紛れることができます。

もちろん、べつに現地人に紛れる必要はありませんが、欧米など黄色人種の少ない国では、ぱっと見で外国人だと見なされるために人種差別に繋がることがあるため、多数派になれる安心感はやはりあると思います。

 

人種・国籍差別を受けることがない

前述の通り国民の多数を占める中華系の人々と人種としては同じであり、また多民族国家ということもあり、黄色人種だからということで差別を受けることはありませんが、

それだけでなく、「日本人」ということを理由に差別を受けることもありません。

 

日本は第二次大戦中にシンガポールを占領していた過去があり、これは日本人として知っておくべき事実であると思いますが、

それでも70年以上経った現在、シンガポールでは親日的な人が多く、「日本人」ということで差別を受けたり嫌な思いをすることは、私は経験がないし聞いたこともありません。

むしろ、多くのシンガポーリアンにとって日本は魅力的な旅行先だったり、日系企業が多くシンガポールに出店している関係で、「日本人」ということで初対面でも話が弾みやすかったり快く受け入れてもらえることが多いと感じます。

 

アジアなので文化が違いすぎない

これは好みによって分かれるかもしれませんが、個人的には生活文化・食文化が違いすぎないのはメリットかなと思っています。

欧米や中東、アフリカといった根本から大きく異なる文化・宗教圏では、生活様式や風習に慣れなかったり、食文化が合わずに苦労したりすることもあると思うので、

中華系文化が強いアジアの国であるシンガポールは、その辺りの心配が少なく日本人にとって比較的馴染みやすい国の一つだと思います。

 

日本食へのアクセスが良い

これも本当に重要!

日本で生まれ育った日本人としては、やはりどうしても日本食を欲してしまうことはあると思います。でも安心!

シンガポールには日系の飲食店が多く進出しているため、少し割高ではあるものの、居酒屋、ラーメン、寿司、カレー、とんかつ、その他日式中華・洋食などなど、様々な日本食レストランが街中に溢れています。本当に溢れています。

 

また外食だけでなく、日系スーパーもいくつかあるため日本食材を購入しやすく、家で和食を作るのにもそれほど苦労しません。

国土が小さいので、その日系スーパーが遠くてなかなか行けないという人が少ないのも、シンガポールの良いところです。

 

日本から近いので、行き来しやすい、時差ボケがない

日本とシンガポールは、直行便で6〜7時間のフライト。
そして時差は1時間です。

欧米など日本から遠い国だとフライト時間が長く、その分飛行機代も高くなりがちですし、時差が大きいと時差ボケに苦労したりもするので、その点遠すぎないシンガポールは日本と行き来がしやすく便利です。

 

近隣の国々に旅行に行きやすい

シンガポールは東南アジア諸国への距離が近く、ハブ空港であるChangi空港は各国への路線も多いため、東南アジアはじめ周辺の国々へ、短時間・低価格で海外旅行に行くことができます🌏

日本は世界の一番端っこにあるため、気軽に行ける海外と言えば韓国・台湾・中国くらいなので、シンガポールからは多くの国にLCCで気軽に行くことができ、ここぞとばかりに色々旅行したくなります。

 

しかし一方、シンガポールの面積は東京23区と同程度ととても小さい国のため、国内旅行という概念はありません。

そのため海外旅行をしなければ、シンガポール国内では行く所が少なくつまらない、すぐ飽きてしまう、という人が多いのも事実です、、💧

 

年中夏(服があまり要らない・陽気な傾向)

人によるかもしれませんが、個人的にはかなり好きなポイントがこれです。

赤道直下・常夏のシンガポールは、平均気温は25~32℃、年間を通した気温の変化も1~2℃しかありません🌞

そのため、夏服だけで年中生活でき、コートもブーツも衣替えも、毛布も厚い布団も必要ありません。

 

また、これは個人的な考えですが、「気候は気分・性格にも影響する」と感じています。

大雑把に言ってしまえば「暑い国の人は陽気」な傾向があり、自分自身もそういう傾向があると感じます。

青空を見ると理由もなく嬉しくなるように、南国で毎日太陽の光が浴びていれば、何もしていなくても明るい気分になります。逆に冬の朝、空がどんよりしていると自然と自分もどんより気分になってしまうのです。

この点において、シンガポールは日照時間が長く基本毎日晴れている(雨は降るけれどスコールのため短時間で終わる)ので、ただ居るだけで陽気になりやすくオススメなのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

あと個人的には、シンガポールは東南アジアの中では珍しく、音楽・アートなどに触れられる機会が多く文化面が充実しているのも魅力だったりします。

 

ざっくりまとめると、シンガポールは「簡単な英語だけで生活できるアジア・先進国」であり、日本人が最も住みやすい国ではないかと思います。

もちろん、シンガポールの最大のデメリット、「家賃が高い」問題がありますが、これを乗り越えられるまたは気にならない人であれば、メリットの方が圧倒的に大きいと思います。