シンガポール全土、各地域ごとにある、コミュニティー・センター(Community Centre、略してCC)。
シンガポール在住時に、コミュニティセンターで色々習い事をしていたので、その体験についてまとめてみました。
コミュニティセンターの講座の種類
各コミュニティーセンターでは、色々な講座をやっています。
ヨガ、ズンバ、水泳、テコンドー、社交ダンス、イタリア料理、チャイニーズオペラ、Facebook・インスタ講座、手話、中国語、マレー語、タイ語、そして日本語講座も。
開催されている講座の内容やスケジュールはCCによって異なり、規模の大きいCCの方がコースは充実しています。
このサイト↓でも見れますが、若干見にくいので、直接近くの大きめのCCに行った方が早い気もします。
→ one PAの公式サイト
また、コースの期間が、3ヶ月ごとになっているものが多いので、タイミングによっては次のクールの情報が出るまで少し待つ必要があるかもしれません。
コースの申し込み方法
コミュニティセンターの事務所に行って申し込みをしますが、
申し込むコースを決めたら、手続きは、IDカードを見せて、お金を払うだけ。
ものの5分程度で完了!
外国人でもこんな簡単に登録できてしまうとは! さすが外国人に優しい国、シンガポール。
そして、今後何回か講座を受ける見込みのある場合は、Passion Cardを申し込んだ方がお得です!
→ Passion Cardの公式サイト
コミュニティセンターの講座が会員価格で少し安く受けられたり、街での買い物でほんの少しだけポイントがついたりします。
実際にやってみた感想
私は2年くらいの間で、タミル語講座、中国語講座、ズンバをやったので、参考までに個人的な感想を簡単に。
○ タミル語講座
<授業内容>教え方は、体系立っておらず、無秩序。。
<雰囲気> 先生がフレンドリーで良い人。それもあってか、先生・生徒みな仲良く、途中からは毎回授業の後みんなで近所のロティプラタを食べに行ったり、一部の生徒とは別の日にも映画を観に行ったりと、友達になることができました。
ただ、そもそも興味本位で始めた上に、タミル語は難しく、やっぱり使う機会もないので、モチベーション低下しギブアップ。
○ 中国語講座
<授業内容>発音、漢字練習、文法など、順序立てて教えてもらえ、基礎を学ぶことはできた。
が、あまり実用的ではなかった。
<雰囲気> 先生が若干怖く、生徒同士の交流も皆無。
ここでは友達は全くできずに終わりました。クラスの雰囲気も、先生の人柄による所が大きいんだなぁと実感。
○ ズンバ
<授業内容>先生に倣ってひたすら踊る。
<雰囲気> 生徒はみな中華系のおばちゃん・お姉さん。みな仲良し。
雰囲気は良かったのですが、ただ私が入った時、他の生徒同士は既に仲良くなっていて、なんだかそこに入って行く勇気がなかなか出ず。。しかし最後に話した人が、
「皆このコース2年とか3年とか受け続けてるから、最初はお互いのことを知らなくても、ずっと来てるうちに仲良くなってくるし、振り付けもどんどん慣れてくるよ!(^o^)」
と言ってくれたので、気長にやるのが良さそうでした。
コミュニティセンターの講座は、こういう人にオススメ
CCの講座は安いので、内容としても値段相応と思ってよいかもしれません。
言語講座系は、本気でそのスキルを身に付けたかったら、それぞれに特化した他のスクールなどに行く方が有効だと思いました。
その代わり、コミュニティセンターで講座を受けるメリットは、シンガポーリアンとざっくばらんに交流できる(かもしれない)こと。講座によりますが。
興味本位、趣味半分、シンガポーリアンと関わってみたい、といった軽い気持ちで参加してみるにはとても良いと思います!ローカルの空気感を味わうことができるはず♪