【体験談】ブラック企業&ホワイト企業の特徴、働いた感想

あくまで個人的な体験談ですが、私がこれまでブラック企業を2社ほど、ホワイト企業を1〜2社勤めてきた経験を紹介したいと思います。

世の中にはこんなブラック企業・ホワイト企業があるということを頭の片隅に置いておけば、転職すべきかどうか、転職の際どういったことに注意すべきか、といったことが見えてくるかもしれません。今後の参考になれば嬉しいです。

 

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これまでに経験したブラック企業の特徴

宗教的雰囲気

社長や会長が教祖的存在となり、社員はそれを崇め奉る、、という宗教的な空気感の会社が世の中にはあります。

私が昔働いていた会社も、会長が教祖的な存在で、正直ものすごく気持ちの悪い社風でした。。

会長の超スパルタ思想を教え込む研修をみな受け、その思想のもと、毎日過剰に元気な挨拶をし、2回遅刻したらクビ、会長が良いという謎のハチミツのようなものを皆食べていたり、と異様な雰囲気でした。幸い数ヶ月でこの変な会社からは解放されたのですが。

 

こういった教祖的な社長や会長は、裸の王様となり、理不尽なことや無駄なことを社員に強要するようになることもありますし、実害はそれほど無くとも独特な空気感に肌が合わずに辞めたくなる人も多いと思うので、

転職の際は、HPに社長や会長の写真と信念などが大きく載せられている会社、ワンマン経営が垣間見える会社は、少し注意が必要かもしれません。

 

 

人手不足、過大な業務量

ブラック企業によくあるのが、「人手不足」。
慢性的に人手が足りず、そのため不可能な業務量が一人一人にのしかかってきてしまいます。

 

私もこのタイプの会社を経験しましたが、そこで感じたのは、真面目な人こそ辛い思いをするということです。「あれもこれもやらないといけないのに出来ていない…。」と悩んだり、どうにかこなそうと苦しんでしまうからです。

逆にこのような状況でも生きていけるのは、「業務が遂行できていなくても気にしない人」か、過大な業務量を快感と感じる「ドMな人」だけです。

ちなみに、「業務が遂行できていなくても気にしない人」と言うと無責任な人に聞こえるかもしれませんが、必ずしもそうでもなく、
対応不可能な業務量がある場合、優先度の高いタスクから順にこなしていくことになるので、どちらかと言うと優先度の低い業務ができていなくても、仕方ないと割り切ることができる、ある意味賢く健康的な人と言えると思います。

 

人手不足になってしまう理由は、そもそも無理のあるビジネスプラン・無理な契約を結んでしまっていたり、それによる過大な業務量や待遇の悪さなどを理由にどんどん社員が辞めていってしまったり、などがあります。

こういった会社は、その状況を抜本的に変え、負のスパイラルから抜け出す必要があるのですが、実際は目の前の業務に追われ改革しようにもなかなか動けない…、もしくは変えようとも思っていない…、のかもしれません。

このような会社を避けるためには、口コミサイトを見たり、面接時に残業時間についてしっかり聞いたりして、見定めましょう。

 

 

 

ホワイト企業に転職して感心したこと

赤字にならないための心がけ、体制ができている

先述の業務量過多だったブラック企業は、顧客からの膨らむ要望に応えようと無理をし、結局コストがかかりすぎてしまい、自転車操業となり色々な問題が起こっていたのですが、その後ホワイト企業に転職して1番感心したのが、この点でした。

転職先のホワイト企業では、プロジェクト開始時点から赤字にならないよう余裕を持って予算・計画が立てられ、プロジェクト実行中はそれにしっかり沿って業務を進めることが当然となっていました。

 

中でも、普段から契約に書いていないことをサービスしすぎない心がけが為されていました。
「一度これをサービスでやってしまったら、次から当たり前のように要求されては困るので〜」といったように。

もちろん、顧客との関係性、会社の置かれている状況などによって、これが良いかどうか一概には言えませんが、こういった心がけのお陰で、社員への負担が大きくならないようになっているのだと感じました。

 

 

セクハラ・パワハラが本当にない!

特に私はIT業界で男性が圧倒的に多い業界に長く居るため、若い頃から多少のセクハラ発言はあっても特に気にしてもいなかったのですが、ホワイト企業に入ってからはセクハラ的な発言をする人が本当に居ないことにびっくりしました。
(社風だけでなく、近年の世の中全体の流れもあるかもしれませんが。)

 

また、上司たちは総じて高圧的な人が居らず、パワハラ発言をしないどころか、部下ひとりひとりを尊重し丁寧に接していることが印象的でした。

ブラック企業育ちの私からすると、「上司なんだしそんなに低姿勢じゃなくても良いのに!」と思ってしまうくらいです😯

 

福利厚生が充実!

これはブラック/ホワイトの差というよりも、むしろ大企業/小企業の差かもしれませんが、ホワイト大企業に転職して感動した点のひとつが、福利厚生です。

企業型確定拠出年金の制度があったり、カフェテリアプランでは資格取得など仕事に繋がること以外でもスポーツジムやペット、旅行などの費用の補助も受けられたりと、入る会社によってこんな優遇があるのか!!と驚いたものです。。

 

 

ブラック企業に入らないためには

ブラック企業を選んでしまわないための方法としては、口コミサイトを見る、面接時に注意深く見極める、などがあります。

面接・選考過程でのブラック企業の見極め方については、別途こちらの記事にまとめているので、是非見てみてください↓

 

 

まとめ

無理のある働き方は続きません。
こんなブラック企業を選んでしまわないよう、転職の際は充分注意して会社を選んでいきましょう!

 

 

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