これから何十年仕事をしていくとなると、将来性のある業界を選ぶに越したことはないですよね。
「今後長く働き続けられる将来性のある業界、職業」と言えば、「IT業界」「エンジニア」が頭に浮かぶ方も多いかと思います。
将来性を考えると、やっぱりIT業界がいいかな〜
でも私文系だし、IT知識も全然ない…
そんなんでIT業界入れるものなのか…?
そんな就職活動中の文系学生さん向けに、
「文系学部でITの知識もプログラミングも全然分からなくても、システムエンジニアになれるか? IT企業に入れるか?」
について、当事者としての経験を元にまとめてみました。
目次
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
システムエンジニアになれるか?
IT業界と言っても、その中のどのシステム業界に入るかにもよりますが、
結論から言いますと、なれますが、これは向き不向きがあります。
結論から言いますと、なれますが、これは向き不向きがあります。
必要なスキルは、新入社員研修で教えてもらえる会社が多い
会社にもよりますが、初心者歓迎の会社では、PCスキルやプログラミングスキルは、入社後の研修でしっかり教えてもらえます。
私自身も文系学部出身で、学生の頃はプログラミングどころか、Execl、パワポ、などの基本PCスキルすらも苦手でした。けれど新入社員研修で教えてもらったら出来ました。
考えてみたら、大学まではしっかり教わったことが無かったから出来なかっただけで、教えてもらえば、よっぽど不向きでない限りは出来るものなのでした。
特に、マイナーなプログラミング言語が必要となる業界は、その言語を教えている大学などほぼないため、必然的に就職後に教え込む形になります。
こういった場合、理系出身者とのハンデはほぼありません。あっても研修の最初の1週間くらいです。本当です。
ちなみにですが、これは日本の良い所でもあります。
海外だと、大学での専攻とその後の職業が直結してくるので、情報系の大学を出ていないとエンジニアになるのはハードルが高い印象です。
そもそも採用条件に情報系学位が入っていることが多いので、一方この肩書き不要で門をくぐれるのは、日本の一括採用システムの良いところ!
そもそも採用条件に情報系学位が入っていることが多いので、一方この肩書き不要で門をくぐれるのは、日本の一括採用システムの良いところ!
必要なのはプログラミングスキルだけでもない
システムエンジニアに必要なスキルと言えば、プログラミングスキルが真っ先に浮かぶと思いますし、実際に必要ですが、それだけでもありません。
例えば、Web系エンジニアであれば、デザインセンスも必要になりますし、私が居るERP業界(基幹業務システム)では、顧客ビジネス、簿記の知識なども必要になります。
そのため、就職時点でプログラミング経験がなくても、こういった他の必要な知識やスキル、適性があれば、それは同等のアドバンテージとなります。
就職時点での知識・経験よりも、向き不向きの方が重要
ここまで説明してきた通り、就職時点でのIT知識・プログラミング経験はそれほどハンデにならない会社が多くあります。
情報系専攻の学生の方が先にスタートしているとは言え、所詮4年分です。今後何十年働いていくことを考えれば、それほど大きな差ではありません。
しかし、システムエンジニアになったとしても、そもそもそれが自分の性格・特性と合っていなければ、苦戦することも多くなりますし、精神的にもストレスとなってしまいます。
論理的思考ができ、一人黙々と1000ピースパズルを仕上げていくのが好きなタイプは、エンジニアに向いていると思いますし、
そういった本質的な特性を持っていることの方が、理系、情報系学部出身であることよりも、長期的に考えて必要となります。
そういった本質的な特性を持っていることの方が、理系、情報系学部出身であることよりも、長期的に考えて必要となります。
IT企業に就職できるか?
文系出身でもIT企業に就職できるか? 結論としては、できます。
IT企業内にも色々な職種がある
IT企業と言うとエンジニアのイメージが強いかもしれませんが、エンジニア以外にも「手に職」系含め、多くの職種があります。
営業、コンサルタント、マネジメント職、事務職 etc..
例えば、IT職の中でもコンサルタントは、設計やプログラミングより更に上流フェーズで、顧客と対面・会話し、課題を整理しどんなシステムを作るか構想をまとめ、提案していきます。
プログラミングスキルはあまり必要なく、それよりも、コミュニケーションスキル、問題解決能力といったかなり性質の異なる適性が必要とされます。
実際、プログラミングは苦手、向いていないと言っている人がよく居る印象です。
そして、給料はこちらの方が圧倒的に高くなります。1000万円超えも全く夢ではありません。
実際、プログラミングは苦手、向いていないと言っている人がよく居る印象です。
そして、給料はこちらの方が圧倒的に高くなります。1000万円超えも全く夢ではありません。
新卒で一括採用する日本の就活システムでは、企業に採用された後で、配属が決まることがほとんどです。
なので、文系出身でもプログラミングが苦手でも応募できますし、活躍できるポジションは沢山あります。
なので、文系出身でもプログラミングが苦手でも応募できますし、活躍できるポジションは沢山あります。
将来性、企業風土の面でも、IT業界はオススメ
IT業界が将来的に有望なことはもちろんですが、企業風土を考えてもオススメです。
IT企業は、情報技術を扱う人々の集まりなので、新しい情報に敏感な人が多いものです。
そのため、業務の進め方や組織、ジェンダー観など、柔軟に時代に合わせていくことができるので、前時代的な意味のない慣習などを持たず、働きやすい環境が自然と形成されやすいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
IT関連企業は大小様々、数も多くあるので、自分の特性、やりたいこと、将来性などを考え、IT業界・エンジニア職に興味がある人は、自分にあった会社を探してみてください。
そして、専攻学部は気にせずどんどん応募してみましょう!