【現役SEの感想】SEになって良かったと思う9つのこと

私は新卒でたまたまSE(システムエンジニア)になった身ですが、その後10年以上SEとして働いてきて、SEになって良かったなとつくづく思うことがよくあるのでまとめてみました。

今後SEを目指そうかと考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

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① 将来性がある

IT業界も常に変化しており、50年後も同じ仕事をしていられるかと言えばあやしいものがありますが、現状はIT関連の求人は溢れており、今後もIT関連職が下火になることは考えにくいので、他の職種と比較すればやはり将来性はあると言えるでしょう。

 

仮に今自分が扱っているシステムやプログラミング言語が今後廃れていくとしても、IT・プログラミングの基本的な知識と経験があれば、他のシステムや言語に乗り換えてキャリアを継続していくことは可能です。

常に時代の潮流を見ながら自身のスキルセットを磨いていく必要はありますがそうしている限りは食いっぱぐれる心配はなさそうです。

 

② 給与水準が高い

もちろんSEよりももっと給料の高い職業は沢山ありますし、また、SEでも分野や扱う言語によって相場は異なりますが、専門スキルを必要とする職業である以上、ある程度の給与水準は保たれています。

実際、職業別収入ランキングでは毎年上位に入っています。
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そして一度身につけたそのSEとしてのスキルは簡単に無くなるものではないので、その後も一定以上の収入をキープすることが可能です。

 

③ 柔軟、先進的な風土・社風

事業会社の社内SEとして働く場合はその限りではないかもしれませんが、
IT企業で働く場合、傾向として、時代の変化に柔軟で先進的な風土・社風である会社が多いと感じます。

 

やはりみな情報技術を扱う人々なので、新しい情報に敏感だし変化に対する抵抗が少ないのです
そのため、業務の進め方や組織、ジェンダー観など、柔軟に時代に合わせていくことができ、前時代的な価値観や意味のない慣習などはなくなっていきます。
従業員としては、働きやすい環境が形作られとても有り難いポイントです。

 

④ 転職がしやすい

SEは言わずもがな「手に職」系の専門職。
スキルがはっきりしているため転職がしやすいのも良い点のひとつです。

会社が変わっても扱う仕事内容は基本的には変わらないので、会社依存の業務が少なく、より条件のよい同業他社に移ることが比較的容易です。そして転職後も即戦力としてすぐに業務を始めることができスムーズです。

その上現状、業界的にまだまだ人手不足の分野が多いため、売り手市場であるのも大きなポイントです。

 

 

⑤ リモートワークが可能

たまたま得られた副産物ですが、正直SEになって最も幸運だったと思うのはこれ。

コロナ禍での在宅勤務はもちろんのこと、自宅に限らず近所のカフェやコワーキングスペース、更には地方や海外などでのノマド生活やワーケーションも技術的には可能です。

 

自宅以外での勤務については許可している会社は多くはありませんが、そもそもリモートワークが不可能な職業も多くある中、望めば好きな場所で働けるというのは大きなメリットです。

 

⑥ フリーランスとしても働きやすい

SEの仕事は、会社員としてだけでなく、フリーランスとしても成立しやすいのも特徴の1つです。

副業や働く場所、ワークライフバランス等の兼ね合いでフリーランスを望む人も居ると思うので、そういう人にとってもSEの仕事は魅力的だと思います。

 

⑦ 体力を使わない

SEが使うのは、もっぱら頭と手。
最も体力を使うのは通勤時で、オフィスに居る間は会議室やトイレ、コンビニまで歩くくらいしか動きません。

(逆に体力を使わなすぎてストレスを感じてしまう人も居るかもしれませんが。。)

 

もちろんそれでも集中して一日働けば疲れはしますが、土木系はもちろん医療福祉系や教育・接客といった仕事のように体力を消耗することはありません。

そのためあまり体力に自信がない人には向いていますし、一方ある程度体力のある人は、週末を体力回復に費やす必要があまりなく、旅行やスポーツなど多少体力を使う趣味を楽しむことができます。

 

⑧ 精神的ストレスが少ない

SEが働く世界は「B to B」のビジネス。
接客業といった「B to C」のビジネスのように、多種多様な個人のお客さんに接して理不尽なクレームを受けたり、心をすり減らしたりする必要がありません。

SEが仕事上接する人々は、基本的にプロジェクトメンバーのみ。上流フェーズに関わる場合は顧客と接する機会も出てきますが、いずれも組織の中の一員なので、節度を持って接する人がほとんどです。

 

精神的ストレスが強い中で長期的に働くと、やはり心がすり減るし辞めたくなる人も多いはず。
「無理なく健康的に長く働き続けられる」というのはSEとして働く大きなメリットだと思います。

 

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⑨ 仕事以外でもPC・IT機器関係で困らない

現代の生活では、仕事以外でもPCやスマホはじめIT機器を使うことが多く、そのノウハウはもはや生きていく上で必須とも言えます。

 

Officeでの書類作成や、PCやスマホでのファイル変換、ソフトのインストール・バージョンアップ、デバイス同士の接続などなど、何かしら必要になる機会がありますが、
SEとして働いていると、PC作業に慣れ、また普段からシステムの仕組みを考えているお陰で、使い方が分からず困るということが少なくなります。

稀にどうにもよく分からない事象が起こった場合も、「こんなことも解決できないでSEを名乗っていいのか…!?」とプライドに火がつき、どうにかして解決しようと試みるようになります!

 

元々は私は文系出身だしPCの扱いもよく分からず苦手でしたが、そんな私でも数年間毎日ずっと仕事でPC作業をしていたお陰で、作業中に疑問や問題が起こった時にどの画面のどの辺りを見れば解決できるか、という嗅覚のようなものが身についたと感じます。

普段PCをあまり使わない仕事をしている友人達が苦労しているのを見ると、SEでラッキーだったなと感じてしまうのです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

かつてはオフィスで寝泊まりするほど長時間労働がひどいというプロジェクトもありましたが、近年は労働環境が改善され、そのような話は聞かなくなりました。
(私の周りで聞かないだけで、分野や会社によってはまだあるかもしれませんが。)

このデメリットがなくなってきた今、やはりメリットの方が圧倒的に多い職業だなと改めて感じます。

 
 

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